2024.10.01
みなさんは「あどちゃん!」の愛称で親しまれているイラストレーター、水森亜土(みずもり あど)をご存じでしょうか。ポップでカラフルなデザインが特徴的で、可愛らしい猫や子供のイラストで有名です。街中で彼女のデザインを見かける…
2024.09.24
コラボレーション作品などで日本でも目にする機会が多くなった、ロサンゼルスを拠点に現在活動するアーティスト、ジョナス・ウッド。その大胆な色と独特の文字、コラージュのような作風は、すぐにウッドの作品だと気づきます。今回は、印…
2024.09.17
絵画の人物画といわれる中には、肖像画、女性像、群像画などの題材が沢山ありますが、どの人物画を見ても見る者を引き付けて止まない、そんな作家がいます。 今回は昭和期に活躍した日本近代西洋画の重鎮、小磯良平をご紹介します。 鮮…
2024.09.10
『週刊新潮』という雑誌は皆さんご存じかと思います。週刊誌と言えば表紙にびっしりと内容の説明が詰め込まれていて、中を見なくてもだいたい何が載っているのか理解できるものがほとんどですが、週刊新潮の表紙は雑誌名だけという非常に…
2024.09.03
今から4年程になりますが、関根伸夫の大きな平面作品にお取扱いのご縁をいただきました。 いったい絵なのか、モノなのかー。当時、普段から風景画や人物画を多く目にしていましたが、最初に関根作品を実際に拝見した時の印象は今でも強…
2024.08.27
先日、女性美の表現方法を追求し、白日会の会長もつとめた洋画家、伊藤清永先生の作品にご縁をいただきました。先生は既に亡くなっておられるので、作品鑑定の為、所定鑑定人である中山忠彦先生の元にお伺いさせていただきました。僅かな…
2024.08.20
青々とした田園風景と民家が数軒立ち並ぶ風景画。淡い色合いの本作品を観ると自然と心が穏やかになります。決して色彩を多くは使っていませんが、グラデーションと墨の濃淡を生かした作風が人気の日本画家、田渕俊夫を今回はご紹介します…
2024.08.06
明治・大正期に活躍した文人画家であり儒学者である富岡鉄斎。 今年没後100年の節目を迎えましたが、現代においても関西を中心に全国で大規模な展覧会が企画される超人気作家の一人です。今回は富岡鉄斎の魅力に迫りたいと思います。…
2024.07.30
先日ふと自然に触れたいと思い立ち、栃木県の日光市へ向かいました。 その日は天候にも恵まれ、奥深い山にひそむ華厳滝の雄大さ、美しさを体感することができました。また世界遺産にも登録されている日光東照宮をはじめとした歴史的建造…
2024.07.23
皆さんは芸術家・アーティストと聞いて何を連想しますか? 主には画家、陶芸家、彫刻家、音楽家、建築家などジャンルで連想する方が多いと思います。 今回ご紹介する杉本博司は、写真家でありながら、彫刻、インスタレーション、演劇、…
2024.07.16
一楽、二萩、三唐津と呼ばれて茶の湯の茶碗として高く評価されている萩焼。江戸時代に毛利家の御用窯として発展した陶器で、その歴史は今から約400年以上前の文禄元年(1592)、豊臣秀吉の朝鮮出兵の頃までさかのぼります。現代で…
2024.07.09
私たちは日々の生活の中で衣食住を必要とします。 洋服を着て生活をし、空腹を満たす為に食事をし、生活のために住居が必要です。今回は食事に必要な器について少し考えてみました。 普段、何気なく使っている器は、それぞれの好みによ…
2024.07.02
みなさんは画家たちの共通点と言えば何を思いつきますか? 絵がうまいことはもちろんですが、自身の世界観がある、発想力が豊か…等様々な共通点があると思います。今回はちょっと視点を変えて、プレイボーイと揶揄され、女性を虜にした…
2024.06.25
最近、独特なタッチで描かれた とある POPなキャラクターがママや子ども達のハートを鷲掴みにしているのをご存知でしょうか? 今回は日本のアニメの世界とアーティスト“JUN OSON(ジュン・オソン)”をご紹介します。 ア…
2024.06.18
せわしない現代社会、癒しを求める方は多いのではないでしょうか?私もその一人です。 今回ご紹介する画家カーク・レイナートは1955年生まれのアメリカ出身で、ヒーリングアートの分野で高い評価を受けています。彼は特に「ベイビー…
2024.06.11
山種美術館所蔵の「鳴門」や「醍醐」で有名な文化勲章受章画家・奥村土牛(1889-1990)。長命だった土牛は最晩年がバブル期と重なり”101歳の富士“が注目を浴びて版画作品が多く作られ、目にしたことがある方もいらっしゃる…
2024.06.04
食事の際には欠かせない食器や花を生ける花瓶。 世の中にはそれぞれの国や風土にあわせて発展した陶器や磁器の製品が流通しています。国内をとっても全国には様々な窯元があり、一つ一つに特徴あります。磁器の代表的なものでは、有田焼…
2024.05.28
ポップアートとは… ポップアートとは、1950年代半ばのイギリスで起こり、1960年代アンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタインの登場で世界に影響を与えた、現代アートの一つです。大量生産・大量消費の社会をテーマにしてい…
2024.05.21
幼いころ、よく遊んだ子ども部屋の壁紙や天井…。 優しい光につつまれた自分だけのパステルカラーの空間は、両親より与えられた特別な空間でした。 大人になり、とある絵画に出逢った瞬間に、幼い頃の記憶が呼び覚まされました。そのパ…
2024.05.14
ダダイズム、ネオダダ・・・アートに興味がある方は耳にした事があるかもしれません。ヨーロッパを中心とする海外のアートは元々宗教や戦争に関係する物が多く、遠方の出来事を伝える方法として表現されていた側面もあります。ダダイズム…
2024.05.07
東京からほど近い箱根の芦ノ湖のほとりに成川美術館という個人美術館があります。芦ノ湖越の富士山が見られる絶景ポイントとしても有名なこの美術館ですが、もともとは日本画の山本丘人のコレクションを収蔵するために建てられ、現在では…
2024.04.23
「伝統と前衛、 焼きものであるのか彫刻であるのか、或いは工芸であるのか美術であるのかー。」陶芸家の八木一夫は60歳でこの世を去るまで自問自答の中で制作を続けました。今回は鋭い感覚と知性を併せ持った稀有の才能である八木一夫…
2024.04.16
みなさんは美術品のどのような部分に心を惹かれますか? 私は癒しの雰囲気に惹かれ、心が感じるフィーリングを大事にしていす。私は名古屋本社に勤務しているので、地元で活躍されていた島田章三の作品を度々目にすることがあります。愛…
2024.04.09
世界一周旅行から生まれた名作 高校生の頃からプロの漫画家として走り続けてきた石ノ森は、もともと小説家か映画監督になりたいという夢がありました。漫画家を自身の生涯の職業とするべきか、その答えを見つけるため、23歳の時に3ヶ…