2020.03.31
皆様は呉昌碩という作家をご存知でしょうか。優れた美見識と多彩な技法で多くのファンを魅了し今もなお評価の高い画家です。 弊社でも過去何度も優品をお取り扱いさせて頂いております。 色彩豊な花鳥図や讃、取分け篆刻の研究は第一人…
2020.03.24
富士山を描く画家と言えば○○、美人画と言えば○○、桜を描くのは○○・・。 皆さんは誰が思い浮かびますか? 富士山を描く人はたくさんいるので、なかなか答えは合わないでしょう。 虎を描く画家 大橋翠石 美人画であれば答えは合…
2020.03.17
芹沢銈介の作品は意識していないと気がつかないほどいろいろな場所で活用されています。着物はもちろん、着物以外にも作品の幅を屏風、のれん、カレンダーと日用雑貨と幅広く作品を制作し生涯で作り上げた作品は10,000点以上ともい…
2020.03.10
世界的に有名であり、現在でも人気のポップアーティストとして、ウォーホルの名前をあげる方は多いのではないでしょうか?弊社にもウォーホルを好むスタッフは少なく有りません。今回は、そんなウォーホルについて綴っていこうと思います…
2020.03.03
今回は日本画家「奥田元宋」をご紹介させて頂きます。先日、広島県三次市という場所に行って来ました際に奥田元宋・奥田小由女美術館に行って参りました。今回は奥田元宋の生涯や美術館について触れて見たいと思います。 青の東山魁夷、…
2020.02.25
ウィスキーといえばハイボール。ハイボールといえばトリスハイボール。トリスハイボールキャラクターといえば、アンクルトリス(トリスおじさん)。 今回の紹介画家は、アンクルトリスの広告デザインや船の絵で知られる柳原良平について…
2020.02.18
ここ数年、毎年、年老いた母を連れて母の故郷の伊香保の地を訪れています。行き帰りの通り道で必ず私の目に入るのが、清芳亭のお饅頭屋(笑)と竹久夢二記念館。 5年ほど前の事、伊香保に住む叔母夫婦と母と4人ではじめて竹久夢二記念…
2020.02.11
今回、日本でも多くのファンをもつジュエリー作家・ガラス工芸家のルネ・ラリックをご紹介したいと思います。 ルネ・ラリックの生涯 ラリックは、1860年フランス・シャンパーニュ地方の小さな村アイで生まれました。幼少期から身近…
2020.02.04
2020年も始まってもう1ヶ月が経とうとしますね。 今年は東京オリンピックも開催されることもあり、さぞ日本にも沢山の観光客が訪れるかと思います。日本には数多くの観光地や特有の文化などがありますが、その中でも国内・海外を含…
2020.01.28
あけましておめでとうございます。来年の事を言えば鬼が笑うという諺がありますね、気付けば忙しかった師走も終わり新年を迎えました。本年もよろしくお願いいたします。 ユーモラスな可愛らしい鬼を描く瀧下和之 さて、冒頭から「鬼」…
2020.01.21
昨年末から世間を賑わせているニュースといえば、カルロス・ゴーン氏の逃亡劇ですね。 現時点では様々な憶測が流れていますが監視の目を掻い潜っての見事な国外逃亡劇は、まるでドラマか映画を観ているかのように驚かされましたね。 人…
2020.01.14
元号が新しくなって初めての年末年始、これをご覧の皆様はいかがお過ごしだったでしょうか。 私は、年末年始を実家で過ごしておりました。ネットが発達したこともあって、最近はめっきりとTVを見ることが少なくなってしまいましたが、…
2019.12.24
100歳を超えてもなお輝き続ける作家。2015年に出版され、50万部を突破した書籍「103歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い」でその名を知った方も多いのではないでしょうか。今回は今年106歳を迎えた書家、篠田桃…
2019.12.17
登山を趣味にされている方も多いと思いますが、私も数年前に勢いで富士山登頂したことをきっかけに、夏山限定ですがゆるゆると山登りを続けています。以前、富士見台でご一緒した方に美術関係の仕事をしていると話したところ、「『岳人』…
2019.12.10
今回は、トム・エバハートを紹介します。 彼は、今でこそスヌーピーで有名な作家ですが、元々はニューヨークやパリで絵画を学び、風景画家として活躍していました。そんな彼がどのようにしてスヌーピーやその仲間たちを自由に描くことを…
2019.12.03
突然ですが、マルを書く画家といえば誰でしょうか。 昭和20年~30年代にかけて関西を中心に活躍した吉原治良は、画業の晩年にマルをテーマにした画家です。今回は、この独自のテーマを画題とした画家、吉原治良をご紹介します。 吉…
2019.11.26
このイケメンは佐伯祐三である。 雨の降る日に、東京新宿区下落合にある佐伯祐三アトリエ記念館に立ち寄ってきました。今回は佐伯祐三の記念館と彼の作品について紹介しようと思います。 佐伯祐三が日本で唯一創作を行ったアトリエ “…
2019.11.19
ロイ・リキテンシュタインは1923年ニューヨーク生まれの画家です。 アンディ・ウォーホルと共にポップアートの第一人者になっており、漫画を拡大したように見える作品が代表的です。 抽象画を描いていた彼ですが、ある時、自分の子…
2019.11.12
今回ご紹介する「ロッカクアヤコ」は、現在ヨーロッパを中心に活動する気鋭のアーティストです。 ストリートでのライブペインティングから世界へ 彼女は独学で絵を学びつつ、公園などストリートで絵を描き始めました。 手法も独特で、…
2019.11.05
今回は、佐賀県有田焼の陶芸家「葉山 有樹(はやま ゆうき)」さんとその作品の魅力についてご紹介いたします。 葉山有樹と陶磁器との出会い 葉山さんは日本陶磁の故郷で生まれました。 幼い頃、近所の谷川で沢蟹や小魚を漁るときに…
2019.10.29
もう20年も前の話になります。当時学生だった私は美術館巡りが大好きで、中でも山種美術館が一番好きでした。 そこで出会ったのが上村松園(うえむら しょうえん)の「砧(きぬた)」です。夫の帰りを待ちわびる姿なのですが、すらり…
2019.10.22
今回は、木彫師の高村光雲についてご紹介します。 高村光雲という名をもちろん知っているという方もいるとは思いますが、名前は知らなくても美術の教科書などで作品を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか? 高村光雲の写実…
2019.10.15
今回は九谷焼の人間国宝 三代 徳田八十吉を紹介します。 徳田八十吉の作品特徴 三代 徳田八十吉の作品は、従来の九谷焼のように、絵柄(山水・人物・花鳥風月)ではなく、「彩釉(さいゆう)」という、色の濃淡(グラデーション)の…
2019.10.08
日本の夏の風物詩と言えばお祭り。お祭りの定番と言えば金魚すくいと連想される方は多いのではないでしょうか。今回は金魚をすくうのではなく、金魚に救われた作家。深堀隆介(ふかほり りゅうすけ)を紹介いたします。 深堀隆介の代表…