2020.06.09
幼い頃「飛び出す絵本」で遊んだ方も多いのではないでしょうか。 その「飛び出す絵本」から着想を得て、ポップでユニークな作品を作っている作家、チャールズ・ファジーノを取り上げたいと思います。 版画を重ねて作る独特の「3D技法…
2020.06.02
ギネス世界記録、これは言わずと知れた『世界一』を記録し収集しています。その中には一般人でも手が届く様な記録もあり、奇妙奇天烈で何の意味があるんだろうと思わずにはいられない記録まで多種多様な記録が存在しています。 さて、こ…
2020.05.12
桜を描く画家として有名な作家、中島千波。 画廊やデパートで彼の華やかな作品に目を奪われた方は多いのではないでしょうか。実際に手に取られた方もいらっしゃるかと思います。 しかし、桜以外の図柄でも優れた作品があることを知って…
2020.04.28
芸術は爆発だ この一言はほとんどの方が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?中には発言をした人の名前は知らないけども、この一言だけは知ってるという方も多いでしょう。今では色々な漫画やアニメ作品でもよく見受けられる…
2020.04.21
今世界を揺るがせている新型コロナウィルス問題。感染の恐怖もさることながら、それに伴う経済的危機は、私たちに重くのしかかってきています。 最近では他県への外出自粛なども要請されており、これから旅行にも最適な時期であっただけ…
2020.04.14
1959年、エルサレムの西、ユダヤの丘と呼ばれるところにユダヤ教の教会の建設が決まり、シャガールは内装のステンドグラスの制作を依頼されました。 自身も信仰するユダヤ教の聖典「旧約聖書」を題材に、見事な色彩と迫力ある描写で…
2020.04.07
「シベリア・シリーズ」この言葉からご存知の方はすぐにある画家を彷彿させることができるのではないでしょうか? 第二次世界大戦に召集され、敗戦後そのままシベリアに連行、抑留された経験を持つ、山口県出身の香月泰男先生です。 シ…
2020.03.31
皆様は呉昌碩という作家をご存知でしょうか。優れた美見識と多彩な技法で多くのファンを魅了し今もなお評価の高い画家です。 弊社でも過去何度も優品をお取り扱いさせて頂いております。 色彩豊な花鳥図や讃、取分け篆刻の研究は第一人…
2020.03.24
富士山を描く画家と言えば○○、美人画と言えば○○、桜を描くのは○○・・。 皆さんは誰が思い浮かびますか? 富士山を描く人はたくさんいるので、なかなか答えは合わないでしょう。 虎を描く画家 大橋翠石 美人画であれば答えは合…
2020.03.17
芹沢銈介の作品は意識していないと気がつかないほどいろいろな場所で活用されています。着物はもちろん、着物以外にも作品の幅を屏風、のれん、カレンダーと日用雑貨と幅広く作品を制作し生涯で作り上げた作品は10,000点以上ともい…
2020.03.10
世界的に有名であり、現在でも人気のポップアーティストとして、ウォーホルの名前をあげる方は多いのではないでしょうか?弊社にもウォーホルを好むスタッフは少なく有りません。今回は、そんなウォーホルについて綴っていこうと思います…
2020.03.03
今回は日本画家「奥田元宋」をご紹介させて頂きます。先日、広島県三次市という場所に行って来ました際に奥田元宋・奥田小由女美術館に行って参りました。今回は奥田元宋の生涯や美術館について触れて見たいと思います。 青の東山魁夷、…
2020.02.25
ウィスキーといえばハイボール。ハイボールといえばトリスハイボール。トリスハイボールキャラクターといえば、アンクルトリス(トリスおじさん)。 今回の紹介画家は、アンクルトリスの広告デザインや船の絵で知られる柳原良平について…
2020.02.18
ここ数年、毎年、年老いた母を連れて母の故郷の伊香保の地を訪れています。行き帰りの通り道で必ず私の目に入るのが、清芳亭のお饅頭屋(笑)と竹久夢二記念館。 5年ほど前の事、伊香保に住む叔母夫婦と母と4人ではじめて竹久夢二記念…
2020.02.11
今回、日本でも多くのファンをもつジュエリー作家・ガラス工芸家のルネ・ラリックをご紹介したいと思います。 ルネ・ラリックの生涯 ラリックは、1860年フランス・シャンパーニュ地方の小さな村アイで生まれました。幼少期から身近…
2020.02.04
2020年も始まってもう1ヶ月が経とうとしますね。 今年は東京オリンピックも開催されることもあり、さぞ日本にも沢山の観光客が訪れるかと思います。日本には数多くの観光地や特有の文化などがありますが、その中でも国内・海外を含…
2020.01.28
あけましておめでとうございます。来年の事を言えば鬼が笑うという諺がありますね、気付けば忙しかった師走も終わり新年を迎えました。本年もよろしくお願いいたします。 ユーモラスな可愛らしい鬼を描く瀧下和之 さて、冒頭から「鬼」…
2020.01.21
昨年末から世間を賑わせているニュースといえば、カルロス・ゴーン氏の逃亡劇ですね。 現時点では様々な憶測が流れていますが監視の目を掻い潜っての見事な国外逃亡劇は、まるでドラマか映画を観ているかのように驚かされましたね。 人…
2020.01.14
元号が新しくなって初めての年末年始、これをご覧の皆様はいかがお過ごしだったでしょうか。 私は、年末年始を実家で過ごしておりました。ネットが発達したこともあって、最近はめっきりとTVを見ることが少なくなってしまいましたが、…
2019.12.24
100歳を超えてもなお輝き続ける作家。2015年に出版され、50万部を突破した書籍「103歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い」でその名を知った方も多いのではないでしょうか。今回は今年106歳を迎えた書家、篠田桃…
2019.12.17
登山を趣味にされている方も多いと思いますが、私も数年前に勢いで富士山登頂したことをきっかけに、夏山限定ですがゆるゆると山登りを続けています。以前、富士見台でご一緒した方に美術関係の仕事をしていると話したところ、「『岳人』…
2019.12.10
今回は、トム・エバハートを紹介します。 彼は、今でこそスヌーピーで有名な作家ですが、元々はニューヨークやパリで絵画を学び、風景画家として活躍していました。そんな彼がどのようにしてスヌーピーやその仲間たちを自由に描くことを…
2019.12.03
突然ですが、マルを書く画家といえば誰でしょうか。 昭和20年~30年代にかけて関西を中心に活躍した吉原治良は、画業の晩年にマルをテーマにした画家です。今回は、この独自のテーマを画題とした画家、吉原治良をご紹介します。 吉…
2019.11.26
このイケメンは佐伯祐三である。 雨の降る日に、東京新宿区下落合にある佐伯祐三アトリエ記念館に立ち寄ってきました。今回は佐伯祐三の記念館と彼の作品について紹介しようと思います。 佐伯祐三が日本で唯一創作を行ったアトリエ “…