作家・作品紹介

新しい境地を切り開くアーティスト 杉本博司

新しい境地を切り開くアーティスト 杉本博司

皆さんは芸術家・アーティストと聞いて何を連想しますか?
主には画家、陶芸家、彫刻家、音楽家、建築家などジャンルで連想する方が多いと思います。

今回ご紹介する杉本博司は、写真家でありながら、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理…と幅広いジャンルで自己を表現するアーティストです。現在も世界的に活躍中で、数々の賞を受賞している注目の芸術家です。中でも今回は杉本博司が手掛けた建築作品『小田原の屋外型美術館 江之浦測候所』にスポットを当てそのこだわりをご紹介いたします。


新しい境地を切り開くアーティスト 杉本博司

小田原の屋外型美術館 江之浦測候所

神奈川県小田原市のほど近く、江之浦漁港を見下ろす丘の上に、「小田原文化財団 江之浦測候所」があります。江之浦測候所、と言う名前から気象観測の施設?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、一言で言えば、ここは杉本博司の美意識でつくられた、屋外型美術館です。この江之浦測候所の魅力をいくつかあげてみます。


新しい境地を切り開くアーティスト 杉本博司

◆自然光の活用
杉本が最も重視している部分は自然光の活用です。江之浦測候所でも、建物内部に多くの窓や天窓が設けられ、自然光を最大限に取り入れるように計画されています。これにより、建物内部に明るく開放的な空間が創出され、快適な作業環境が提供されています。
◆シンプルなデザイン
外観や内部空間においてシンプルかつモダンなデザインが採用されています。無駄のないデザインは機能性と美しさを両立させ、環境に調和する建物として完成しています。
◆周囲の景観との調和
杉本は建物を周囲の自然環境と調和させることにも注力しています。江之浦測候所は、木更津市の海岸線に位置しており、その環境に溶け込むようなデザインが採用されています。建物自体が周囲の景観と調和し、海と空の美しい風景を一層引き立てています。
◆機能性と効率性の追求
測候所としての機能性や効率性も、杉本のデザインの重要な要素です。建物の配置や間取りは、測候所としての業務を円滑に行うために最適化されています。また、設備や施設の配置にも配慮され、効率的な作業環境が提供されています。

これらのこだわりが、アートと自然と建築が一体となり、杉本博司の独創的なデザインと機能性を兼ね備えた建築作品として完成した大きな要因となっています。

ぜひ杉本博司のこだわりを足を運んでお楽しみください。

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