2020.04.28
「芸術は爆発だ」岡本太郎
芸術は爆発だ
この一言はほとんどの方が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?中には発言をした人の名前は知らないけども、この一言だけは知ってるという方も多いでしょう。今では色々な漫画やアニメ作品でもよく見受けられるようになっており、その度にあるやり取りが目に止まります。
「この台詞は〇〇の一言だ!パクリだ!」いや、違うんです!そうじゃないんです。この一言はある一人の作家が叫んだ一言なんです!
その作家というのはお茶の間には「変なおじさん」として親しまれ、奇天烈・鮮烈の作品で多くの芸術家に多大な影響を与えた作家
「岡本太郎」の一言なんです!!
岡本太郎の生い立ちを軽くお話をさせていただきます。
岡本太郎の生い立ち
岡本太郎は漫画家の父と小説家の母という才能の恵まれた両親のもとで生まれ、幼いうちから絵を描くことに興味ををもちますが、「一体なんの為に絵を描いているのだろうか」と疑問を抱きながら東京美術大学に進学しますが、父親の仕事のためにヨーロッパに渡り、そこから10年間にも及ぶフランス生活が始まりました。
フランスで美術を学んでいる最中でも「絵を描く事への疑問」を解消するために、絵とは関係のない民俗学を学ぶも答えが出ず、芸術への迷いが続く中、たまたまパブロ・ピカソの「水差しと果物鉢」を見て、強い感銘を受け「ピカソを超える」事を目標に絵画制作に打ち込むようになりました。
岡本太郎の代表作
岡本太郎と聞いて思いつく作品と言えば間違いなく1970年に行われた日本万博博覧会のために制作された「太陽の塔」と多くの方が思いつかれると思います。
今現在も万博記念公園で見られることもできるのと、予約制ではありますが内部公開も行っております。
実はその太陽の塔を制作される前に作られたもう一つの太陽の塔があります。
その名も「若い太陽の塔」こちらは愛知県犬山市にあります、日本モンキーパークにあり作品自体がアトラクションになっているらしく幅広い年代に人気があるそうです。
もしご興味が湧きましたら神奈川県の川崎市に岡本太郎美術館がありますので是非お立ち寄りください。