絵を売りたいと考えた際、オークションや絵画買取専門店への依頼を検討する方が多いかと思われます。
しかし、オークションや絵画買取の際はいくつかの注意点があるのをご存じでしょうか。注意点を理解しておかないと後悔する可能性があります。ここでは、絵画を売却する際の注意点について紹介するので、後悔したくない方はぜひ参考にしてください。
絵画買取の注意点
絵画買取の注意点は以下の通りです。
・絵画出張買取の場合は必要書類を準備する
・オークションでの売買は損するケースがある
・買取業者選び
絵画出張買取の場合は必要書類を準備する
出張買取をしてもらうには、本人確認の書類として、運転免許証や健康保険証、パスポートが必要となります。
出張買取とは、買取スタッフが直接自宅に訪問し、査定から買取までその場で行ってもらう買取方法です。サイズの大きい絵画などの梱包や搬出は手間がかかるため、遠方の方や多忙の方に非常に便利なサービスとなっています。買取業者によって異なりますが、出張買取に発生する出張料・査定料などは基本的には無料です。
しかし、買取の際に必要書類を準備しておかないと買取が実行されないので、買取当日までに必ず用意しておきましょう。
オークションでの売買は損するケースがある
絵画は、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリ、オークションサイトでも売却できます。
しかし、適正価格を知らないまま金額設定をしてしまうと、買取相場よりも安くなってしまい損する可能性があるのです。なかには、売却されないといったケースもあります。基本的には、ユーザー同士の個人間取引の場所をアプリという形式で提供されているサービスのため、自由性が強いことにより本来の価値での取引が成立しにくいのです。
まずは、買取業者に一度査定してもらい、自分の売りたい絵画にどのくらいの価値があるのか把握するのがおすすめです。
買取業者選び
骨董品の買取業者は多くありますが、買取業者は骨董品のジャンルによって査定の得意・不得意があります。なかには創業は長くとも査定員の査定歴が浅かったりする場合も。特に絵画の世界は歴史が長く種類も多いため、正確な鑑定を行うには非常に膨大な知識が必要になります。
間違った買取業者に依頼する事で、「本来の価格よりもずっと低い価格で売ることになってしまう」といったケースがあるのです。絵画買取業者選びの際は、「絵画の鑑定を専門的にできるか」という点を確認しましょう。