無名の絵画を買う人はいるのか?無名でも高く売る方法を解説
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芸術家のアート作品や天才画家の絵画の価値は、作品によって価値が高騰し続けているものもあり、それは日本人アーティストから海外アーティストまで幅広くあります。日本人画家の有名どころと聞くと、竹内栖鳳や藤田嗣治などを思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、絵画コレクターの中には、無名の絵画を買う人たちもいるのです。ここでは、無名の絵画を売る方法を紹介しますので、絵画の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
本画・肉筆画・原画だと売れやすい
無名絵画の中でも買い取りされやすいのが、「本画」「肉筆画」「原画」などです。
・本画…完成した絵画作品であり、日本画の下絵に対して使われる言葉
・肉筆画…浮世絵などで、絵師が自ら筆をとり手書きで仕上げたものを指し、版画に対して使う言葉
・原画…複製画があるものに対して使われる言葉で、複製された絵ではない元の絵
これらに共通するのは、絵師本人が実際に筆をとって描いたという点にあります。これらの作品は買取依頼をした場合、無名作家の作品でも買取してもらえる可能性があるのです。
額縁に入った作品は売れやすい
水墨画や油絵問わず、無名画家の絵画でも額縁に入った状態で買取に出した場合には、額縁の価格込みで買取してもらえるケースがあります。無名作家の作品であっても、額代も込みで考えた場合には買取可能と判断される場合があるので、売却や買い取り依頼をする際には、額縁と一緒にお願いしましょう。