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アレクサンダー・カルダー

アレクサンダー・カルダー
作家名
アレクサンダー・カルダー
出身
アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 ローントン
ジャンル
絵画 現代アート

アレクサンダー・カルダーとは

カルダーは代々高名な彫刻家であった家系に生まれたが、若い頃は職人を志向して機械工学の勉強をしてエンジニアとなった。芸術家の道に転向してからは素描(ドローイング)を学び、第一次世界大戦後のパリに出てからは得意の一筆書きを生かした針金彫刻を始め、金属を使った抽象彫刻を制作した。この頃彼は発明の才を生かし、機知やユーモアにとんだ針金作品を使って、一人で操るサーカスの上演を自室で始めたが、そのパフォーマンスが評判となったことで芸術界の有名人になり、パリに集まっていた多くの前衛芸術家たちと知り合い大きな刺激を受けた。

特にモンドリアンの三原色による幾何学的な抽象絵画に強い影響を受けた彼は、すぐに限られた原色だけによる動く抽象彫刻作品・モビールの制作を開始した。(モビールの命名は、サーカス上演を通じて知り合ったマルセル・デュシャンによる。) 彼の生涯の制作活動の中で特に重要なできことは、モビールの発明により彫刻作品に実際の「動き」を取り入れたことである。モビールの各部分は動かないときでも微妙なバランスを保って浮かび、動きへの予感をはらんだ緊張感をもたらし、かと思うと不規則に動き相互に影響し合い、その形状はさまざまに変化して同じ姿になることはない。これは「キネティック・アート」と呼ばれる動く美術作品群のさきがけとなった。

彼は床に置くスタンディング・モビールや天井から吊るすハンギング・モビールの制作と平行して、友人ジャン・アルプによって「スタビル」と名づけられた原色の金属板の立体構成による作品も制作する。第二次世界大戦後はアメリカとフランスを往復しながら制作を続け、ついには市街地に置く大型のパブリック・アートも手がけるようになる。それと平行して友人や家族向けの小さなジュエリーの制作や、タペストリーなどのテキスタイル作品のデザイン、航空機の塗装デザインなどにも範囲を広げ、また平和運動などの活動も行った。彼の死後もモビールは身近なものとして今日まで親しまれ、彼の作ったスタビルは世界中の広場にそびえている。

アレクサンダー・カルダーの主要作品

『犬』 (1909) 折り曲げた真鍮板。カルダーの両親へのプレゼント。
『空中ブランコ』 (1925) 油彩にキャンバス。
『象』 (1928頃) 針金と木材。カルダーのサーカスの一部。
『アステカ風のジョゼフィン・ベーカー』
『無題』 (1931) 針金、木材、モーター。初期の動く彫刻。
『羽』 (1931) 針金、木材、塗料。最初のモビール(机の上に置くタイプのもの)
『Cone d’ebene』 (1933) 黒檀、金属棒、針金。最初の天井から吊るすモビール。
『黄色に寄りかかる形』 (1936) 金属板、針金、合板、糸に着色。壁掛け式モビール。
『水銀の泉(Mercury Fountain)』 (1937) 水銀、レジン。
『デビルフィッシュ』 (1937) 金属板、ボルトに着色。最初の野外スタビル。
『1939ニューヨーク万博(マケット)』 (1938) 金属板、針金、木材、糸に着色。
『ネックレス』 (1938頃) 真鍮の針金、ガラス、鏡。小さなジュエリー。
『筒で穴の開いた球体(Sphere Pierced by Cylinders)』 (1939) 針金に着色。
『ロブスターの罠と魚の尾』 (1939) 金属板、針金に着色。
『黒い獣』 (1940) 金属板、ボルトに着色。台座のない自立彫刻。
『S字のつる』 (1946) 金属板、針金に着色。ハンギンギ・モビール。
『剣草』 (1947) 金属板、針金に着色。スタビル。
『.125』 (1957) 薄い金属板、さおに着色。JFK国際空港に設置。
『渦巻(La Spirale)』 (1958) 金属板、さおに着色。
『Teodelapio』 (1962) 金属板に着色。イタリア、スポレートの広場に設置。スタビル。
『人』 (1967) ステンレス板、ボルトに着色。モントリオールに設置。
『ラ・グランド・ヴィテス(La Grande vitesse)』 (1969) 金属板、ボルトに着色。
『赤い馬(Cheval Rouge)』 (1974) 赤い金属板。
『赤い羽』 (1975) 黒と赤の金属板。ザ・ケンタッキー・センターに設置。
『無題』 (1976) アルミハニカム板、管に着色。ナショナル・ギャラリー (ワシントン)に設置。
『山と雲』 (1976) 塗装したアルミと鉄。ワシントンD.C.のハート上院オフィスビルに設置。

(参考出展:wikipedia)

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